育児休暇を取りたいけど、男が育休なんて会社に言い出しづらい、穴を開けて迷惑をかけるのが申し訳ないと感じている人は多いのではないでしょうか。
現代社会は、急速な変化と進化の連続です。AIの急速な進化を皮切りに、数年先の雇用すらも確約されたものではない時代に、男性の役割も大きく変化しています。本記事では、「男こそ育休を取るべき理由5選」と題し、男性が育休を積極的に取る意義などを実際に1年間の育児休暇を取得した僕が実体験をもとに解説していきます。
- 夫婦関係が良好になる
- 子供の小さい時の記憶は一生もの
- 心に余裕ができる
- 空いた時間で自己研鑽ができる
- 会社に頼らない生き方を知れる
夫婦関係が良好になる

「産後の恨みは一生」なんて言葉を聞いたことあるんじゃないでしょうか。産後の夫の行動は一生覚えていて、そこで恨みを買おうものなら何歳になっても言われる続けてしまうなんてこともあるそうです。それが原因で夫婦関係に亀裂が入ることだってもちろん考えられます。
育児において男性のサポートは不可欠です。私も育休を取得して最初に感じたことは、
寝る時間なんてない!
でした。。本当に一人で子育てしている女性には頭が上がりません。
その経験を共にするだけでも十分に良好な夫婦関係の維持に役立つこと間違いなしです。
子供の小さい時の記憶は一生もの

子供が小さい時の記憶は、人生の宝物です。その純真で鮮明な瞬間は、大人になっても心に残り、人格形成に影響を与えます。初めての笑顔、ほんのり甘い香り、温かな手の感触。これらは、一生の中で失われることのない、尊い宝物となります。
育児休暇を最大2年(保育園に預けられなかった場合)取得することになれば、子供の成長過程の重大イベントのほとんどに立ち会うことができます。ハイハイ。立つ瞬間。歩く瞬間。両親の愛を受けて育った子は高い確率で豊かな人間に育つでしょう。
心に余裕ができる

育休を取ることで、心に余裕が生まれます。仕事から離れて家族と過ごす時間は、ストレスの解消と新たな視点をもたらし、心のリフレッシュに繋がります。自分自身を見つめ直す機会としても、育休は重要。心の余裕が生まれることで、より充実した日々を送ることができます。
会社勤めの週2日の休暇では、どこか仕事に対する不安により、心から休めたという感覚は感じたことはなかったです。育休を取ってみたら本当に仕事から解放されて心から育児を楽しむことができています。
空いた時間に自己研鑽ができる

貴重な育休期間には、空いた時間を活かして自己研鑽に励むことができます。新たなスキルを学び、興味を追求することで、個人の成長とキャリアの幅を広げられます。しかし、子育ても忘れず、家族との絆を深める時間も大切にしましょう。バランスを取りつつ、自己研鑽を通じてより豊かな人生を築くことが理想です。
育児休暇中は子供の小さいうちは寝ている時間がチャンスの時間です。
私の場合は育休期間中はチャンスの時間だ!と捉え自己研鑽に励みました。このまま独立してやるぞ!という意気込みで副業や読書に励んで会社の給与と同等の月収を得ています。(※復帰しない前提の育休は取得不可です。その勢いでというニュアンスと捉えてください。)
会社に頼らない生き方を知れる

会社だっていつまで続くかわからない
人生100年時代。人の寿命はどんどんと伸びているが会社の寿命はどうでしょう。
2022年に倒産した企業の平均寿命は「23.3年」。前年の23.8年から0.5年短くなった。倒産した企業のうち業歴30年以上の「老舗」は33.7%(前年33.8%)を占めたが、それより短い「新興」は29.6%を占め過去最高を記録した。コロナ禍などもあり、新興企業の短命化が進んでいる様子がうかがえる。
https://webtan.impress.co.jp/n/2023/03/09/44436
会社の平均寿命は『23.3年』
あくまで参考程度ですが、もちろん平均値なのでこれよりも短い可能性も大いにあります。会社に遠慮して育休を辞退したけれど、5年後には会社自体がなくなってしまった。では本当に後悔してもしきれません。
子供が小さい時は一瞬で過ぎてしまいます。失った時間は戻らないことを今一度考えましょう。
会社から個人の時代へ
現代社会は、会社から個人の時代へと移行しています。従来の安定した雇用から、自己のキャリアとライフスタイルを主導する時代へ変化しています。テクノロジーの進化により、自己マーケティングや自己ブランディングが重要となり、多様な働き方が広がっています。個人のスキルや才能が評価され、自己成長と自己実現が重要視される現代。この変化に適応し、自分自身の価値を最大限に発揮することが求められています。
会社に所属しているから家族を守れる時代は過ぎ去りつつあります。
現代では国を挙げて副業の推進をしています。会社に所属しながらも自分のスキルアップを目指すのが時代の波に乗る最善策と言えるでしょう。
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